過去を振り返ったら前を向くしかなかった

過去を振り返ろうとしましたが現実が一番でした。

妄想昔話「うんちくんのぼうけん」

気がつけば8月ももうすぐ終わり…不安定な天気が続きますが、少しずつ夏の終わりが見えてきました。
世間の子供たちが夏休みに突入してからというもの、いつも行くお昼ごはんスポットの風景もなんだか変わってきまして。
普段なら大人一人客が殆ど、子連れがいても一緒にいるのは小さい子、みたいな。
それが長期休みに突入して「こりゃ平均年齢がぐっと下がったね!」と言わんばかりに若者で溢れかえってます。若さを吸い取ろう。

そんな折、別に意識して聴いてるつもりはないのですが、みんななかなかなセンスでトークを展開させています。
最近すっかりおしゃべり上手になってきた息子も既に独自の世界観を持っているようで、トミカ片手にじゅうたんや布団の上を走り回り、「ここはね、くうこうなの。まちだくうこうなの。(?)」などと様々なストーリーを繰り広げています。
はて、私が小さい時はどんなもんだっただろうかと思い出してみると、そういえばよく妄想昔話とかホラ話とかなんとか色々頭の中で巡らせていました。
その中でも大作だったのが「うんちくんのぼうけん」

 

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

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今でこそこんな商品があったりして(企画した人天才だと思う)、大分市民権?は得てますが、はるか昔から子供のテンションが異様に上がるワード「うんこ」
私が小学校に通っていた当時、通学にかかる時間は徒歩で1時間近く…

そんな帰り道で何をするかというと、友だちと一緒に喋りながら帰るか、道草食うか、1人で帰るならば妄想に耽るしかないわけです。
妄想に耽りながらの徒歩通学1時間…時間が有り余ってる若者素敵…
自分の脳内で様々な想像やら妄想やら自分会議やら、様々な世界を繰り広げるわけですが、そこで思いついた物語。

ものを食べ、そして身体にとどまり、
外に飛び出したあとは水で流される。

正直細かなストーリーまでは覚えてないもんですが、生理現象として誰もが体験しているであろう物事を、さもダイナミックに、大河調に、波乱万丈なスペクタクルロマンに仕上げ、それを友だちに話しては爆笑を誘っていた。そんな思い出があります。
(そして思い出は美化される)


3度目のアニメ化!な魔法陣グルグルの録画を最近になって観てるのですが、息子も視覚的にわかりやすいギャグやキャラクターで笑い、「おならぷう。」のワードで大爆笑したりと、やはりなんていうか琴線に触れるというか、単純な興味は共通する部分があるもんだなあと思ったりします。
正直お上品な内容では無いけれど、私が男の子の親になるべくしてなったのだろうかということと、無駄な時間は本当に貴重で大事だよということ、そしてうんこもなかなか馬鹿には出来ないということを改めて気付かされた一コマでした。