過去を振り返ったら前を向くしかなかった

過去を振り返ろうとしましたが現実が一番でした。

30年前は80年代ど真ん中を生きる幼稚園児だった

私には1歳になる息子がいるのですが、はて、自分が小さい時はどんなもんだったのだろうとか思い出してみるわけです。
当然の如く、その頃の記憶なんて鮮明に残ってたりはしないのですが、それでもなんとなく断片的に覚えてることはあったりします。

基本、田舎の山の中で育った娘なので、文字通り野山を駆け巡ったりしてました。
アウトドア率が高かったかなー?

距離にして3キロ強はあった幼稚園までの道のり。
日によっては車に乗せてもらうこともありましたが、徒歩で通園することもあったりで。
今考えれば凄いな…

幼稚園で使ってた油粘土は白色で、粘土でケーキを作ったり、スパゲティを作ったりしても、見た目白いもんなので、豆腐なのかうどんなのか分からないときた。
そんな折、お道具箱から水性サインペンを取り出して、白い油粘土を色付けして楽しんでおりましたら、同じクラスの女の子が「ねんどにもおかおがあるんだから、いろつけたりするとかわいそうだよ。」と声をかけたことがありました。
その子が言ってくれたことに対してカチンときたわけでなく、30年経った今でもこのことが心に残ってるというのは、小さい頃の自分にとって「そっかあ」と腑に落ちたか、とても印象が強かったことなんでしょう。

そうそう、当時はおままごとしたりしてたなーなんて思い出すと、そういえば「ドラマごっこ」なんてのもしてた記憶があります。
同じクラスの男の子と女の子をセッティングして、自分は演技指導と監督、みたいな。
トレンディドラマが流行るにしてはまだ少し早い頃でしたが、時代を先取りしてたんでしょうきっと。

あとはお絵描きしまくってました。
お絵描き帳をガンガンに消費してた気がします。
今手元に実物はないものの、その気になれば実家のどこかからひょっこり出てきそうな気がしてならない。

パッと思いつくのはそれぐらいかなあ。
ああ、あと「おにのパンツ」をお遊戯でやってた時に、先生が穿いていたトラ柄パンツがだいぶよれよれで、なんとなく使用感ありまくりで触りたくない「おにのパンツ」だなあなんて思ってた記憶が。
今になってみれば、先生方の準備や日々の対応には頭が下がりっぱなしです、本当にありがとうございます。

と、まあ振り返ってみると、そこまで80年代らしい特別感はそこまで漂っていなかったのでした。田舎だからかなー…?